2017年12月08日
  コラム 散策 職場体験

中学生がご案内!理学部自然史標本館②

岩石・鉱物エリア

 

「岩石」ときいて何を思い浮かべますか?火山岩や堆積岩から隕石まで、幅広い種類、年代の岩石が、この自然史標本館にはそろっています。人間にとって有用な金属を多く含む岩石を「鉱石」といいますが、その中でも、15種類の金属を含む宝のかたまり「黒鉱」は、日本列島の形成と深い関係があり、展示されているのは、東北地方の中央に位置する「深沢鉱山」などで産出されたものです。海底火山の活動に伴い形成され、鉱物の結晶が小さく複雑に入り混じった「黒鉱」は、皆さんの目を引くことでしょう。

【チムニー状硫化鉱石:海底火山に伴う熱水噴出孔に沈殿したもの】

【黒鉱】

天然に産する無機質の結晶を「鉱物」といいますが、ここには、鉱物の一つ、世界最大のダイヤ原石「カリナン」(模造品)も展示されています。重さ3106カラット(621.2g)で、鉱山の所有者の名前から「カリナン」と名づけられました。原石はアムステルダムでカットされ、大粒の2つ「アフリカの星」は、イギリス王室の王冠と杖にかざられています。

【ダイヤ原石「カリナン」(模造品)とカット模型】

 

また、水晶の展示も多くありますが、無色透明なものだけでなく、紫水晶や煙水晶、紅水晶など様々な色や形のものがみられます。

このように、よく目にするものから、外国産の珍しいものまでたくさんの展示があります。中には、実際に自然界に存在するのかと目を疑う美しいものもあります。これらは、古生物の化石などとはまた違った感動を与えてくれるはずです。皆さんもこの冬、自然史標本館に訪れてみませんか?

 

【石鉄隕石】

【鉄隕石】

【展示されている鉱物の数々】

 

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この記事は、職場体験で東北大学を訪れた仙台市立田子中学校の3名が作成しました。

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