2017年05月01日
  まなぶひと

まなび情報誌「まなぶひと」 2017年5月号

特集:東北大学植物園 -極相の森へ―

森へ続く観察路正面はモミの木

 

イヌブナの新緑

 

仙台城の西に位置する「御裏林(おうらばやし)」と呼ばれた場所一帯が、現在の東北大学植物園です。1600年の仙台城築城開始以来樹木の伐採や民間人の立ち入りが厳しく禁止され、ほぼ人の手を加えられることなく「極相」と呼ばれる森林に至った自然度の高い植生が見られる大変貴重な森です。1972年には敷地のうち約38haの広大な敷地が国の天然記念物に指定されました。

 

観察路のところどころに動物へのご挨拶のための鐘

 

そんな自然そのものの園内にはくまなく巡るための観察路が整備され、時間と体力に合わせて選べる8つのモデルコースも設定されています。

百万都市の中心部にありながら、野鳥のさえずりや沢のせせらぎに耳を澄ませ、そして時には圧倒的な静寂の中に身を委ねることができる、まさに自然のオアシスです。

植物園の本館展示室には仙台近郊でみられる動植物に関する展示や、貴重な「冬虫夏草」なども多く展示されており、植物園をより楽しむための多くの知識を得ることができます。

新緑まぶしいこの季節、身近で深い自然を浴びる贅沢な時間が、東北大学植物園で待っています。

60個以上もの冬虫夏草が展示されている

 

山野草のヒメシャガの大群落も見られる

 

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