2019年12月03日
  まなぶひと

まなび情報誌「まなぶひと」 2019年12月号 Vol.66

特集:クラウドファンディング

― レシピと漱石 ―

 

東北大学では、インターネットを通じて支援を募る「クラウドファンディング」を本格始動しました。社会に役立つ、やりたいことがあるけど、お金がない。それは大学も一緒なんです。皆さんと一緒にやりたいこと、たくさん。たくさん。応援よろしくお願いします。

野菜を食べる副菜レシピ

東北大学病院の広報誌「hesso(へっそ)」の人気コーナー「野菜を食べる副菜レシピ」をまとめたレシピ本の製作費を募集中!

野菜不足の現代においしく手軽に野菜を摂ってもらいたいと、東北大学病院の栄養管理室のメンバーが考え続けてきた珠玉のレシピが満載。 1 つの野菜で、3 種類のレシピを提案しています。一口 3 千円~のご支援で、レシピ本の実現を応援してもらえませんか?達成後、支援者には実際のレシピ本などが送られます!

 

「hesso」の発刊は2013年から。「人のカラダを中心に、いまの医療を中心に」東北大学病院の活動を地域のみなさまにわかりやすく紹介しています。

 

クラウドファンディングの特徴の一つが、魅力的な「リターン」。「購入型」のクラウドファンディングであるこのプロジェクトでは、支援額に応じて様々な品物などが送られます。例えばこんな素敵な器も。

 

栄養管理室長からのメッセージ(栄養管理室長 布田 美貴子)
患者さんと食事のお話をすると「野菜不足」を感じます。でも、「野菜って、いつもサラダやお浸しばかりで他にどうやって食べたらいいのか、わからない」という声をよく聞きます。このレシピ本は、そんな悩みを解決してくれる1冊になると思います。

 

ご支援はこちらのページから

https://readyfor.jp/projects/tuh01

 

『漱石文庫デジタルアーカイブプロジェクト』

『道草』原稿

東北大学附属図書館は、「漱石文庫」と呼ばれる夏目漱石の旧蔵書、約3,000冊を所蔵しています。資料の中には、貴重な肉筆の創作メモや書き込みがあるものがたくさん。それらは、漱石の創作過程を知ることができる第一級の資料です。けれど漱石の没後100年を過ぎ、経年劣化により公開、研究、保存が難しくなっています。そんな資料を高精細のデジタルデータにして保存し、全世界の人々がアクセス・活用できるように公開したい!漱石の肉筆を未来につなげるため、ご支援よろしくお願いします。

 

小説『それから』の構想メモ。手帳の見返しの部分に、小さな字で、「代助ノ働ラカヌ理由。日本ノ衰亡」、「百合ノ花。昔シノ連想」など創作段階の貴重なメモが記されている。

 

漱石の英国留学の際に記された「渡航日記」。明治33年(1900)9月8日の横浜港出港以後、12月18日までの出来事が記されている。装丁が弱く、また鉛筆書きで字も薄れてきている。

 

 

支援金額に応じて特別展示会(上)や、漱石文庫のオリジナルグッズ(下)のリターンが準備されている。こちらは「寄附型」のクラウドファンディングのため、支援金は税制上の優遇措置が受けられる。

 

附属図書館長からのメッセージ(附属図書館長 大隅 典子)
私たち東北大学附属図書館は、国宝をも含む数多くの貴重な資料を継承し、教育、研究、そして社会へと供してまいりましたが、その中でも「漱石文庫」は第一級の資料です。文豪夏目漱石自身が書き留めた日記や手帳、原稿、ノート、試験問題、手紙。愛蔵した約3000冊の蔵書にも多くの書き込みがあり、漱石の知的な関心や思索の過程、生活ぶりが残された肉筆から生き生きと浮かび上がってきます。「漱石文庫」を大切に守りながら、漱石の肉筆をインターネットを介して、みなさまの手許にお届けする、そのためのご支援をぜひ、お願いいたします。

 

ご支援はこちらのページから

https://readyfor.jp/projects/soseki-library

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